Aoyama
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イタリア北部概論

目次

イタリア概要

概要

プロフィール

■イタリアの総面積①(日本の面積の約②%)、イタリアの人口③(日本の人口の約④%)、それれぞれを数値で。①30万平方km ②80% ③6000万人 ④50%

■古代ギリシャ人がイタリアを「エノトリア・テルス(ワインの大地)」と讃えた、ブドウの栽培上の利点を簡潔に(2)。①温暖な気候で日照量に恵まれている ②ブドウ果実の生育期(6〜8月)にはほとんど雨が降らない ※生育期に雨が多いと病害が起きやすく、また糖度が上がらない

■2020年度におけるワイン用ブドウ栽培面積①とワインの生産量②をそれぞれ数値で。 ①65万ヘクタール ②5000万ヘクトリットル(2022年)※65億本  ※日本2,400ha(1/270)から16万ヘクトリットル(2,000万本)

■イタリアワインの最大の特徴を「多様性」とする根拠を簡潔に(2)。①地形や気候が多様 ②1861年(約160年前)まで統一国家でなかったため、土地土地の人々のワインに対する感受性が多様

歴史/古代

■イタリアで「原始的なワイン造り」が行われていた時代を年号で。①紀元前2000年より前

■イタリアで「現在につながるような」醸造技術でのワイン造りが伝わった年代を年号で。紀元前8世紀 ※紀元前8世紀/ギリシャのアテネが地中海の覇権をもつ

■古代ローマ帝国が建国されたが年①、古代ローマ帝国が滅亡した年②を数値で。①紀元前753年 ②紀元後476年 ※古代ローマ時代/紀元前753年〜紀元後476年

■紀元前8世紀頃、南イタリアに本格的なブドウ栽培を伝えた民族①と、紀元前8世紀から1世紀にわたり中部イタリアで本格的なブドウ栽培を行っていた民族②をカタカナで。①古代ギリシャ人  ②エトルリア人

■ギリシャ人が「ワインの大地」と讃えて使用した原語をカタカナで。①エノトリア・テルス

■紀元前8世紀頃、ギリシャ人が南イタリアに持ちこんだ代表的な品種を原語で(3)。①Greco  ②Grecanico(グレカニコ)  ③Aglianico

■紀元前8世紀頃、ギリシャ人が伝えた栽培方法で、現在も南イタリアに残るブドウの仕立て方の名称①とその具体的仕立て方②を簡潔に。①アルベレッロ仕立て  ②「支柱やワイヤーを使わない低い一株仕立て」

■古代ローマ時代に人気があったとされる品種のうち、Campania近郊①、Lazio近郊②、Sicilia近郊③で流行した品種を原語で。①Falernum (ファレルヌム)  ①Caecubum (カエクブム)  ③Mamertinum (マメルティヌム) ④Pulcinum (プルチヌム)=Glera (グレーラ)

■古代ローマ時代に人気があったとされる品種、①Falernum と②Mamertinum と現在つながりがあるとされるDOCをそれぞれ原語で。①Falerno del Massico (ファレルノ・デル・マッシコ) ②Mamertino di Milazzo (マメルティーノ・ディ・ミラッツォ)

■古代ローマ時代にエトルリア人が行っていた、他の樹々にブドウの蔦を絡ませる仕立て方の名称をカタカナで。①マリタータ仕立て ※20世紀初めまでUmbria州で見られた

歴史/中世

■省略

歴史/近代

■原産地呼称制度の最初の例となる線引きを行った人物①と、その年号②を数値で。①トスカーナ大公コジモ3世 ②1716年

■18世紀、トスカーナ地方で行われた原産地呼称制度の最初の例といわれる施策で、当時線引された産地をすべて原語で(4)。①Chianti  ②Pomino  ③Carmignano  ④Val d’Arno di Sopra (バル・ダルノ・ディ・ソプラ)

■イタリアが統一国家(イタリア王国)となった年号①と主導者の名称②をカタカナで。①1861年  ②サヴォイア王家

歴史/現代

■フィロキセラによる壊滅的な被害から多くの畑が見捨てられ、固有品種や土地の伝統が失われた期間を年号で。①1900年〜1960年頃

■1980年代「イタリアワイン・ルネッサンス」の具体的内容を簡潔に(4)。

密植による低収量化 ②フランスから最先端の栽培方法や近代的醸造技術の導入  ③小樽熟成  ④外国品種の導入

■2000年代の傾向を簡潔に(2)。①固有品種・伝統的栽培や醸造の見直し ②それぞれの土地に適したそこでしか生まれないワイン造り

気候風土

■イタリアの緯度を数値で。 ①北緯35°47°

■イタリアと日本の緯度に関して、2026年冬期五輪のあるミラノ(北緯45°)①、ヴェネツィア(北緯45°)②、フィレンツェ(北緯43°)③、首都ローマ(北緯41°)④、ナポリ(北緯40°)⑤と同じ緯度となる日本の地名、また東京(北緯36°)と同じ緯度となるイタリアの地名⑥を言語で。

稚内 ②稚内 ③旭川 ④函館 ⑤青森 ⑥ランペデューサ島(イタリア最南端の島、マルタ島の西、トラパニの南 ※イタリアの主要都市はほぼ北海道

■緯度が日本より遥かに高いイタリアが温暖な原因を簡潔に(3)。①屏風のように広がるアルプス山脈が北からの風を防ぐ  ②地中海そのものが北大西洋海流-暖流の影響で温かい  ③アフリカから熱風が吹く

地形

■イタリア半島の真ん中を貫いている山脈①、山脈の西側(Toscana側)の海②、東側(Abruzzo側)の海③の名称をカタカナで。①アペニン山脈  ②ティレニア海  ③アドリア海 ④イオニア海

■イタリア半島における、山岳地帯①と丘陵地帯②と平野部③の割合を数値で。①山岳地帯35% ②丘陵地帯40% ③平野部23% ※山岳-丘陵地帯が3/4を占め、平野部は1/4程度しかない。※ほぼ日本と同じ割合。

土壌

■火山性土壌の利点を簡潔に(2)。①水分をため込みやすい ③土壌にミネラルを多く含む

■火山性土壌をもつ代表的な産地を原語で(3)。①Soave  ②Taurasi  ③Etna

■氷堆石土壌(モレーン)の由来(1)と特徴(2)を簡潔に。①数万年前の話、大量の雪が積もって圧縮されて氷河ができる、氷の塊が山や谷の岩壁にぶつかる、そして削りとられた小石や砂が氷河の底に堆積してできた土壌 ②岩が削られてできた小さな石や砂が混じった、栄養分が極端に少ない土壌 ②水はけがよくミネラル分が豊富でワイン造りには適した土壌

■氷堆石土壌をもつ代表的な産地を原語で(3) 。①Franciacorta  ②Lugana  ③Bardolino

■花崗岩土壌をもつ代表的な産地を原語で。①Gallura

主なブドウ品種

■イタリア20州で生産量が多い州を原語で(3)。①Veneto  ②Puglia  ③Emilia-Romagna ④Sicilia ⑤Abruzzo

■イタリアの白ブドウ栽培面積上位5位を原語で。①Glera (グレーラ)  ②Pinot Grigio  ③Catarratto (カタッラット) ④Trebbiano Toscano ⑤Chardonnay

■イタリアの黒ブドウ栽培面積上位3位を原語で。①Sangiovese  ②Montepulciano  ③Merlot ④Barbera ⑤Negroamaro

栽培方法

■1960年代に急増していたワイン需要にこたえるために大規模な改植が行われたときに採用された仕立て法①と、その根拠②を簡潔に。①垣根仕立て ②機械化が可能 ※垣根仕立て/長梢剪定(ギヨ・サンプル, ギヨ・ドゥブル)、短梢剪定(コルドン・ロワイヤ)、フランス式、世界中で普及 ※フィロキセラ(1900年〜1960年頃)

■近年における1haあたりの植樹の主流を数値で。①5,000〜6,000本

■近年見直されている仕立て方で、日差しの強い地域やアドリア海側を中心に普及している仕立て方を原語で(2)。①ペルゴラ ②テンドーネ ※棚仕立て

■ペルゴラやテンドーネといった棚仕立てが近年見直されている理由を簡潔に(2)。①温暖化のなか、ブドウの葉が房を直射日光から守り、アルコールが高くなりすぎるのを防ぐ ②湿度の高い地方では房を地上と離す事で病害、湿気から守れる

ワイン法と品質分類

■DOCGを正式名称で。①Denominazione di Origine Controllata e Garantita

■現在のEUワイン規則におけるイタリアワインの格付けを原語で(3)。①D.O.P.  ②I.G.P  ③Vino  ※従来通りの表示(DOCやDOCG)も可

■DOPのピラミッド構造に関して大きい順に、地域名①、村名(市町村②-地区③-区画名④) 、醸造所名⑤、ブドウ園名⑥をそれぞれ原語で。

Sottozona (地域名)  ②Comune (市町村名)  ③Frazione (地区名) ④Microzona (区画名) ⑤Fattoria (醸造所名) ⑥Vigna (ブドウ園名)

■イタリア政府が最初の原産地呼称法を広布し、DOCとDOCGを規定した年号を数値で。①1963年

■1963年に発足した組織のうち、生産者によるワインの「保護協会」を原語で。①Consorzio (コンソルツィオ)

■統制原産地呼称DOCとの違いに関して、DOS①、DOCG②の規定を簡潔に。①単純原産地呼称、地方の伝統あるブドウを地方色のある醸造法で造ったワインで、収量制限など規制がない ②DOCより更に制約が厳しく、出荷に際して国の検査を必要とする

■1965年に広布された「不正防止のための規則」で定義された「ワイン」を簡潔に(3)。①ブドウだけを原料としたアルコール飲料 ②既得アルコール度6%以上 ③総体アルコール度の5分の3(6割)を下らないもの

■イタリアで最も古いDOCとその認定年①、2-3番目に古いDOCとその認定年②3−を原語で。①Bianco di Pitigliano DOC (1966年) ②Ischia DOC (1966年)  ③Lugana DOC (1967年)

■イタリアで最も新しいDOCGとその認定年を原語で。①Terre Tollesi / Tullum (テッレ・トレージ/トゥッルム)  ②2019年

■地理的表示が可能なIGPにおいて、その土地で造られれる必要がある最低%を数値で。①85%

■DOP認定ワインに関して、年間生産量の多いDOCを順に原語で(3)。①Prosecco DOC ②Montepulciano d’Abruzzo DOC ③Chianti DOCG

EUワイン新規則(2009年) ※→イタリアワイン法改正(2010年)

■気象条件によって分けられたヨーロッパの地域区分に関して、イタリアにおかる地域区分CI①、CⅡ②、CⅢ③をカタカナで。

CⅠ/ヴァッレ・ダオスタ州、ロンバルディア州ソンドリオ県、トレント自治県、ボルツァーノ自治県、ヴェネト州ベッルーノ県 ②CⅡ/CⅠとCⅢb以外 ③CⅢb/カラブリア州、バジリカータ州、プーリア州、サルデーニャ州、シチリア州

■「Zone C」において、気候条件が不良の年のブドウの天然アルコール度を高めるための「補糖」に関して、補糖の上限は①%、補糖に用いる物質は②でなければならない。①1.5% ②モスト-コンチェラート(濃縮モスト) ※Cゾーンでは蔗糖は使用不可

■「Zone C」において、「加酸」の上限①と減酸(disacidificazione)の上限②、また加酸に用いる物質は③でなければならない。①1.5g/ℓ ②1.0g/ℓ ③酒石酸

■「Zone C」において、既得アルコール度は①%以上が必要、総体アルコール度は②%を超えてはならない。①9% ②15% 

■域内のワインは、「地理的表示付きワイン①」と「地理的表示の無いワイン②」に分かれる。①はさらに③と④に分類される、④はその⑦%以上がその土地で造られたものでなければならない。①I.G. ②Vino ③D.O.P. ④I.G.P. ⑤85%

■使用できるブドウの学術的分類に関して、DOPでは①、IGPでは②と定義されている。①Vitis vinifera種のみ ②Vitis vinifera種またはVitis vinifera種と他の種との間にできた交雑種

■I.G.ワイン(DOPおよびIGP)の義務表示①〜⑤、spumanteに追加される義務表示⑥⑦。①DOP・IGPの表示 ②既得アルコール度数 ③産地名 ④瓶詰め業者の名前-住所 ⑤容量 ⑥製造業者の名前 ⑦残存糖分量

■I.G.ワイン(DOPおよびIGP)の任意表示(4)。①ブドウの収穫年 ②ブドウの品種名 ③伝統的表示(DOCやDOCG) ④ワインの製造法 ⑤地域名・市町村名・地区名・区画名・畑名

新イタリアワイン法(2010年) ※←EUワイン新規則(2009年)

■DOP①、IGP②にあたるイタリアの「伝統的表示」を原語で。①DOC・DOCG ②IGT

■DOPやIGPに関して、2009年8月1日以降の申請先を原語で。①ベルギー-ブリュッセルのEU本部

■DOCからDOCGへの昇格に関して、承認する権限をもっている機関を原語で。①ベルギー-ブリュッセルのEU本部

■DOCGへの昇格はDOCなってから最低①年、DOCへの昇格はIGTになってから最低②年を経過しなければならない。①10年 ②5年

■スパークリングワインにおいて歴史的地区で生産されたことを示す用語を原語で。①Storico(ストリコ) ※スティルワインのClassicoに相当

■DOP-IGPの風味表示(残存糖分)をそれぞれ原語で。①0〜4g/ℓ(2) ②4〜12g/ℓ ③12〜45g/ℓ ④45g/ℓ以上 ①SeccoAsciutto (アシュット) ②Abboccato ③Amabile ④Dolce ※Abboccato/薄甘口

■Vino Spumanteの糖度表示を原語で。①0〜3g/ℓ ②0〜6g/l ③0〜12g/ℓ ④12〜17g/ℓ ⑤17〜32g/ℓ ⑥32〜50g/ℓ ⑦50g/ℓ以上  ①Brut Nature ②Extra Brut ③Brut ④Extra Dry ⑤Dry (Secco) ⑥Semi Secco ⑦Dolce

■酸化防止剤としての二酸化硫黄(SO2)の使用限度に関して、赤ワイン①、白-ロゼワイン②、糖分が5g/ℓ以上の赤ワイン③、糖分が5g/ℓ以上の白-ロゼワイン④。 ①160mg/ℓ ②210mg/ℓ ③210mg/ℓ ④260mg/ℓ ※EUでは150mg-200mg-200mg-250mg

■20℃におけるガス圧とアルコール度数を数値で。①Vino Spumante、②Vino Spumante di Qualita、③Vino Spumante di Qualita a Denominazione di Origine Protetta、④Vino Spumante di Qualita del Tipo Aromatico-a Denominazione di Origine Protetta

3.0bar以上/総体Alcで8.5%以上 ②3.0bar以上/総体Alcで9.0%以上 ③3.5bar以上/総体Alcで9.5%以上 ④3.0bar以上/総体Alcで10%以上

ワイン法と品質分類/個別の規定

■イタリアにおける弱発泡性ワイン①、リキュール①、新酒③の名称を原語で。①Vino Frizzante  ②Vino Liquoroso  ③Vino Novello

■弱発泡性のVino Frizzanteに規定されているガス圧①とアルコール度数②を説明せよ。①20℃で1〜2.5bar ②既得アルコール度で7%以上

■Vino Liquorosoに規定されている既得アルコール度数を説明せよ。①15%以上、22%以下

■Vino Novelloにおける「単独の立法」に関して説明せよ。醸造期間①、醸造法②、総体アルコール度数③、残存糖分④、瓶詰め規定⑤、販売規定⑥。

醸造期間は醸造開始後10日以内  ②マセラシオン・カルボニックで40%以上を醸造  ③総体アルコール度数11%以上 ④残存糖分10g/ℓ以下 ⑤収穫した年の12月31日までに瓶詰め  ⑥10月30日零時1分より前に販売できない

特殊ワイン (Vino Speciale)

■Vino Specialeのうち、白ワインにニガヨモギなどの薬草を混合して造るPiemonteの飲料①、レモンの皮で造るCampaniaのリキュール②を原語で。①Vermut di Torino (ヴェルムート・ディ・トリノ)  ②Limoncello

■イタリア中部を中心に造られる陰干しブドウで造る酸化熟成ワインを原語で。①Vin Santo

■Vin Santoの製造工程を簡潔に①。①白ブドウを2〜5ヶ月ほど陰干しした後にプレス、小樽に入れて屋根裏部屋で3〜10年ほど発酵熟成させる  ※屋根裏部屋/夏は熱く冬は寒い

■Vin Santoに使う発酵兼貯蔵熟成用の小樽の名称①と保存場所(屋根裏部屋)の名称②を原語で。①Caratelli (カラテッリ)  ②Vin Santaia (ヴィンサンタイア)

■Sangioveseなど黒ブドウで造るVino Santoを原語で。①Occhio di Pernice (オッキオ・ディ・ペルニーチェ)

北部イタリア

Valle d’Aosta

プロフィール

■Valle d’Aostaの土地面積①と人口②の州別ランキングを数値で。①20位 ②20位

■Valle d’Aostaの人口を数値で。①13万人 ※鎌倉市17万人

■Valle d’Aostaに接しているアルプス山脈の著名な山をカタカナで(4)。①モンブラン ②マッターホルン ③モンテ・ローザ ④グラン・パラディーゾ

■Valle d’Aostaの中央を流れる川の名称。①ドーラ・バルテア川

■Valle d’Aostaのブドウ畑の特徴を簡潔に(4)。①川の両岸の傾斜に段々畑 ②石塀(イシベイ)が畑を取り囲む(段々用) ③畑に石柱(保熱効果) ④独特な棚式栽培

■ドーラ・バルテア川沿いの渓谷の産地で、上流域の町①、中流域の町②(4)、下流域の町③をそれぞれ原語で。①Morgex (モルジェ) ②Arvier (アルヴィエ)/AostaNusChambave  ③Donnas (ドンナス)

■Valle d’Aosta DOCにおいて、地理表示や品質表示が認められているSottozonaを原語で。①Morgex (1) ②Arvier (1) ③Nus(2) ④Chambave(2) ⑤Donnas ⑥他(2)

Blanc de Morgex et de La Salle (ブラン・ド・モルジェ・エ・ド・ラ・サル)  ②Enfer d’Arvier(アンフェール・ダルヴィエ) ③Nus RougeNus Malvoisie (ニュス・マルヴォワジー) ④Chambave RougeChambave Muscat (シャンバーヴ・ミュスカ) ⑤Donnas ⑥Torrette(トッレッテ)、Arnad-Monjovet (アルナ・モンショヴェ)

歴史、文化、経済、気候風土

■Valle d’Aostaの気候区分①と特徴②を簡潔に。①アルプス気候 ②冬は寒さが厳しく降雪が多い。夏は涼しく昼夜の温度差が激しい。雨は少ない。

主要ブドウ品種

■Valle d’AostaのMorgex (モルジェ)村とLa Salle (ラ・サル) 村の狭い範囲でだけ栽培されている品種を原語で。①Prié Blanc (プリエ・ブラン)

■Pinot Noirの突然変異で、果皮は薄い紫がかった灰色の品種①と、そのシノニムを原語で。①Pinot Grigio  ②Malvoisie (マルヴォワジー)

■Valle d’AostaやPiemonteで栽培されている白ブドウで、甘口スパークリングワインに適している品種を原語で。①Moscato Bianco (モスカート・ビアンコ)  ※Moscato di Canelli (Asti県)

■Valle d’Aostaの固有黒ブドウで、紫のしっかりとした色調と堅固な酸をもつ品種を原語で。①Fumin

■Valle d’Aostaの固有黒ブドウで、最も広く栽培され、赤い果実の香りをもつ優美なワインを造る品種を原語で。①Petit Rouge (プティ・ルージュ)

主要産地

■Valle d’Aosta唯一のDOCを原語で。①DOC Valle d’Aosta

■Valle d’Aosta DOCのなかで、ヨーロッパで最も高い産地のひとつ(900〜1300m)で造られるワインの名称①と許可品種②を原語で。①Blanc de Morgex et de La Salle (ブラン・ド・モルジェ・エ・ド・ラ・サル)  ②Prié Blanc (プリエ・ブラン)

■Valle d’Aosta DOCのなかで、渓谷中部で造られるフルーティな赤ワインの名称①と、許可品種②を原語で。①Nus Rouge (ニュス・ルージュ)  ②Petit Rouge (プティ・ルージュ)

■Valle d’Aosta DOCのなかで、Pinot Grigioでつくられるワイン①と、その陰干しで造られるワインの名称②をそれぞれ原語で。①Nus Malvoisie (ニュス・マルヴォワジー)  ②Nus Malvoisie flétri (フレトリ)

■Valle d’Aosta DOCのなかで、Muscat (ミュスカ)で造られる生き生きとしたエレガントな甘口(または辛口)ワインの名称を原語で。①Chambave Muscat (シャンバーヴ・ミュスカ)  ※Muscat=Muscat of Alexandria

■Valle d’Aosta DOCのなかで、Piemonte州に近い地域で、Nebbioloのシノニムを使ったワインの名称①とシノニム名②を原語で。①Donnas (ドンナス)  ②Picotendro (ピコテンドロ)  

伝統料理

■地方名①、料理の内容②、伝統的に合わせるワイン③を原語で。

■Trota (トロータ)(1) ①Valle d’Aosta ②地元のマスを使った料理 ③Blanc de Morgex et de La Salle

■Civet di camoscio (シヴェット・ディ・カモーショ)(2)  ①Valle d’Aosta ②カモシカの煮込み ③Donnas、Arnad-Monjovet (アルナ・モンショヴェ)

■Costoletta alla valdostana (コストレッラ・アッラ・ヴァルドスターナ)(1)  ①Valle d’Aosta ②フォンティーナをのせた仔牛のカツレツ ③Valle d’Aosta Pinot Nero

■Carbonade(カルボナーデ)(2)  ①Valle d’Aosta ②塩漬けの牛肉を玉葱と煮込んだ料理 ③Torrette(トッレッテ)、Cambave Rouge

■Caffe alla valdostana (カフェ・アッラ・ヴァルドスターナ)(0) ①ヴァッレ・ダオスタ ②食後にグロッラという木製のカップで飲むグラッパまたはリキュール入りのコーヒー

DOP補足

Piemonte

プロフィール

■Piemonte州で11世紀以降徐々に支配を広げ、18世紀には州を完全に支配していたフランス出身の王家をカタカナで。①サヴォイア家

■サヴォイア家の牽引でイタリアが統一、イタリア王国が誕生した年号。①1861年

■1861年誕生した「イタリア王国」の初代国王①、初代首相②、最初の首都③、フランスから招聘した醸造家④の名称をカタカナで。 ①ヴィットリオ・エマヌエル2世 ②カミッロ・カヴール  ③トリノ  ④ルイ・ウダール  ※④/甘口だったBaroloを改良

経済・気候風土

■アルプスから流れる河川をカタカナで(2)。①ティチーノ川(スイス経由) ②タナロ川(アルバ経由) ※セシア川(ゲンメ-ガッティナーラ) 

■Piemonte州の気候区分①と特徴②を簡潔に。①(温帯-亜寒帯の)大陸性気候 ②冬は寒く、夏は暑い。湿気が多くしばしば深い霧になる。雨は春と秋に集中する。※ヴィンテージが発生する

主要ブドウ品種

■Gaviの主要品種を原語で。①Cortese

■食用にも甘口にもなる品種で、昔はNebbioloにブレンドしてそのタンニンを和らげることもあった品種を原語で。①Arneis

■PiemonteやValle d’Aostaで栽培されている白ブドウで、甘口スパークリングワインに適している品種を原語で。①Moscato Bianco (モスカート・ビアンコ)  ※Moscato di Canelli (Asti県)

■Tortona (トルトーナ)周辺の白ブドウ品種。近年復活した注目の品種で、アーモンドやヘーゼルナッツと南国果実を感じさせるアロマ、酸とミネラルが強靭でパワフルなワインを生む、長期熟成能力が高い品種を原語で。①Timorasso (ティモラッソ) ※ Tortona/Gaviの北

■Piemonteの品種で晩熟型、テロワールの影響を強く受ける品種を原語で。①Nebbiolo

■Nebbioloに関して、Piemonte北部でのシノニム①とValtellinaでのシノニム②を原語で。①Spanna(スパンナ)  ②Chiavennasca (キアヴェンナスカ)

■NebbioloをSpannaと呼ぶPiemonte北部の産地のうち、Torino県の産地①、Vercelli県の産地②、Novara県の産地③をそれぞれ原語で(3)。①Carema (カレーマ)  ②Gattinara (ガッティナーラ)  ③Ghemme (ゲンメ)

■イタリアのブドウ品種で珍しく女性形で呼ばれる品種を原語で。①Barbera ※語尾がaで終わる品種は女性型、よくある語尾oは男性型

■Piemonte で早熟な黒ブドウのため、Nebbioloが成熟しない標高の高い畑や、あまり日当たりの良くない畑に植えられることが多い品種を原語で。①Dolcetto

■Asti県からAlessandria県にかけて栽培されるイチゴやバラの香りをもつアロマティックな品種を原語で。①Brachetto    

■Monferato地方の黒ブドウで、色が薄いが非常にタンニンが強く、繊細なアロマをもつ品種を原語で。①Grignolino ※Monferato地方/Asti県・Alessandria県の丘陵

ノヴァーラ県/ヴェルチェッリ県/トリノ県

■Vercelli県のSpannaで造られるDOCGで、タンニンと酸が多く、長期熟成される必要があるDOCGを原語で。①Gattinara

■Novara県のSpannaで造られるDOCGで、Gattinaraより優美な性格をもつDOCGを原語で。①Ghemme (ゲンメ)

■GattinaraとGhemmeの間に流れている川の名称をカタカナで。①セシア川

■Torino県のSpannaで造られるDOCを原語で。①Carema (カレーマ)

■Torino県のCaluso地区で造られるDOCGで、白ワイン、瓶内二次発酵、甘口パッシートで認定されているDOCGの名称①と許可品種②を原語で。①Erbaluce di Caluso (エルバルーチェ・ディ・カルーソ)  ②Erbaluce

アスティ県/アレッサンドリア県

■Asti DOCGのカテゴリーをすべて原語で(3)。①Asti Spumante (発泡-極辛口〜甘口) ②Moscato d’Asti (微発泡-甘口)  ③Moscato d’Asti Vendemmia Tardiva (Still-甘口) ※Asti Spumante/Asti Secco (2017)

■Asti Spumante①とMoscato d’Asti②の法定ガス圧を数値で。①3バール以上 ②2バール以下

■Astiの主要品種で、麝香や白い花の優美香り、やや甘口に造られることが多い品種を原語で。①Moscato Bianco

■2017年から市場に流通するAsti DOCGの辛口(発泡性)①と残糖度②を原語で。①Asti Secco  ②17g〜 32g

■Asti DOCGのSottozonaをすべて原語で(3)。①Canelli (カネッリ)  ②Santa Vittoria d’Alba (サンタ・ヴィットーリア・ダルバ)  ③Strevi (ストレヴィ)  ※Canelli/DOCG予定

■瓶内二次発酵で造られるAstiに表示できる文言を原語で(2)。①Metodo Classico  Metodo Tradizionale ※Prosecco/Rifermentazione in bottiglia

■Asti県とAlessandoria県で造られる微発泡の甘口赤ワインで、バラや麝香(ジャコウ)の香りをもつDOCGを原語で。①Brachetto d’Aqui  ※Astiの赤ワイン版

■Alessandoria県の代表的な白ワインで、地中海の影響を受ける温暖な気候、粘土石灰岩に凝灰岩が混ざる土壌で造られるDOCG名①と許可品種②を原語で。①Gavi  ②Cortese

■Gavi Riservaの法定熟成期間。①12ヵ月

2020年認定、Asti県の7つの村とCuneo県の4つの村で、タナロ川左岸の鮮新世(500〜250万年前)の砂質土壌で造られるDOCGを原語で。①Terre Alfieri (テッレ・アルフィエリ)

■Terre Alfieri DOCGの許可品種を原語で(2)。①Arneis  ②Nebbiolo

■BaroloやBarbarescoがあるLanghe地区(タナロ川右岸)と隣接した地区、タナロ川の左岸の砂質土壌で造られるDOCGを原語で。①Roero (ロエーロ)  ※Cuneo県

■Asti県のDOCで、木苺やバラの香りをもつ辛口赤ワインで、近年は辛口のFrizzanteタイプに人気があるDOCを原語で。①Freisa d’Asti (フレイーザ・ダスティ)

■Asti県のDOCで、フラワリーで繊細な香り、タンニンが攻撃的で強いため、短いマセラシオンからかなり薄い色になるDOCを原語で。①Grignolino d’Asti (グリニョリーノ・ダスティ)

■Piemonteの南部3県(Cuneo-Asti-Alessandria)で許可されているスプマンテのDOCGの名称を原語で。①Alta Langa (アルタ・ランガ) ※要ヴィンテージ表記

■Alta Langa DOCGの瓶内熟成期間において、Nomal①とRiserva②を数値で。①30ヵ月  ②36ヵ月

■Barbera d’Asti DOCGのSottozonaを原語で(3)。 ①Tinella (ティネッラ)  ②Colli Astiani (コッリ・アスティアーニ)  ③Astiano (アスティアーノ) 

■Barbera d’Asti DOCGのSottozonaから独立したDOCGを原語で。①Nizza (ニッツァ)

■Asti県のDOCGで、ルケ種を使ったDOCGを原語で。①Rucké di Castagnole Monferrato (ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェラート)

クーネオ県 (Cuneo)

■Cuneo県の品種で、Liguria州のVermentinoと同属とされる品種を原語で。①Favorita

■BaroloとBarbarescoのあるLanghe地区を流れている川の名称。①タナロ川

■BaroloとBarbarescoの真ん中にある町の名称。①Alba

■タナロ川左岸の砂質土壌で造られるワインのDOCG①と許可品種②をすべて原語で。①Roero(ロエーロ)  ②NebbioloArneis

■Alba周辺で、BaroloやBarbarescoを主力とする生産者が、主力以外の品種で造っているDOCを原語で(3)。①Nebbiolo d’Alba  ②Barbera d’Alba  ③Dolcetto d’Alba

■Baroloにキナで風味付けしたワインを原語で。①Barolo Chinato

BaroloとBarbarescoの土壌

■Barbaresco 地区の土壌を簡潔に。①泥灰土に凝灰岩が混ざった土壌 ※泥灰土/粘土質物質と石灰もしくは炭酸カルシウムの混合物 ※凝灰岩/火山灰や火山砂など、火山の噴出物が固まってできた岩石

■Barolo 地区の左側半分の地区の土壌の名称①と地質②を簡潔に。①トルトニアーノ  ②青い泥灰土、マグネシウムとマンガンの比率が多い土壌  ※石灰とマグネシウム・マンガンの比率が多い泥灰土

■Barolo 地区の右側半分の地区の土壌の名称①と地質②を簡潔に。①エレヴィツィアーノ  ②赤い泥灰土、鉄分の比率が多い土壌  ※石灰と鉄分の比率が多い泥灰土

Barbaresco/村・区画

■Barbaresco DOCGに関して、Comune(村名)とその位置を原語で(3)。①Barbaresco村/上段左  ②Neive 村(ネイヴェ)/上段右  ③Treiso 村(トレイゾ)/下段

■Barbaresco村の代表的な区画を原語で(3)。①Rabajá (ラバイア)  ②Asili (アジリ)  ③Martinenga (マルティネンガ) ※最もパワフルで凝縮した果実味と硬いタンニンを持ち、男性的なバルバレスコになる

■Neive村の代表的な区画を原語で(3)。①Santo Stefano (サント・ステファノ)  ②Gallina (ガッリーナ) ③Serraboella (セッラボエッラ) ※力強さと華やかさの両方をあわせ持ち、加えて柑橘類やスパイスのトーンが感じられ、ミネラル分豊かな味わいになる

■Treiso村の代表的な区画を原語で(2)。①Pajoré (パイオレ)  ②Rizzi (リッツィ) ※フローラルな香りとソフトなタンニン、最も女性的なバルバレスコが生まれる

Barolo地区/村・区画

■トルトニアーノ土壌(西側)で造られるBaroloの代表的なComune(村名)と位置を原語で(2)。①La Morra村(ラモッラ)/上段  ②Barolo村/下段 

■エレヴィツィアーノ土壌(東側)で造られるBaroloの代表的なComune(村名)と位置を原語で(3)。①Castiglione Falletto村(カスティリオーネ・ファレット)/上段  ②Monforte d’Alba村/下段  ③Serralunga d’Alba村/右側面

■Barolo DOCGやBarbaresco DOCGにおけるラベル表示に関して、そのピラミッド構造を原語で(3)。①(comune) ②区画(menzione geografica aggiuntiva) ③畑名(Vigna)

■区画数に関して、Barolo①とBarbaresco②をそれぞれ数値で。①170 ②66

■La Morra村の代表的な地区を原語で(3)。①Brunate (ブルナーテ)  ②Cerequio (チェレクイオ)  ③Arborina (アルボリーナ) ④Roccke dell’Annunziata (ロッケ・デラヌンツィアータ) ※Serradenari (セッラデナリ) ※香り高く優美で、比較的早く熟成する若飲みタイプのバローロが造られる。

■Barolo村の代表的な区画を原語で(1)。①Cannubi (カンヌービ)  ②Cannubi Boschis (カンヌビ・ボスキス) ③Ravera (ラヴェラ)  ※④Brunate (ブルナーテ) –Cerequio (チェレクイオ)  ※モンフォルテ村の力強さとラ・モッラ村の優美さの両方を合わせもち、華やかな芳香と高い酸、ストラクチャーがありながらシルキーな質感のバローロになる。

■Castiglione Falletto村の代表的な区画を原語で(2)。①Villero (ヴィレーロ)  ②Monprivato (モンプリヴァート) ③Bricco Boschis (ブリッコ・ボスキス) ④Roccke di Castiglione (ロッケ・ディ・カステリオーネ)  ※独特な土っぽさを持ち調和のとれたバローロを生み出す。

■Monforte d’Alba村の代表的な区画を原語で(3)。①Bussia (ブッシア)  ②Ginestra (ジネストラ)  ③Moscani (モスカーニ) ④San Giovanni (サン・ジョヴァンニ) ※しっかりとしたタンニンを持ち、骨格のしっかりとした長熟タイプのバローロを生み出す。

■Serralunga d’Alba村の代表的な区画を原語で(3)。①Cascina Francia (カッシーナ・フランチャ)  ②Vigna Rionda (ヴィーニャ・リオンダ)  ③Ornato (オルナート)  ④Lazzarito (ラッツァリート) ※Cerretta (チェレッタ)  ※しっかりとしたタンニン、スパイシーでストラクチャーのある男性的なバローロに仕上がる

伝統料理

★地方名①、料理の内容②、伝統的に合わせるワイン③を原語で。

★Carne cruda battuta(カルネ・クルーダ・バットゥータ)(2)  ①Piemonte ②ピエモンテ牛の生肉を刻んだものにレモン、塩をかけた料理 ③Grignolino d’Asti、Roero Arneis

★Peperone ripieno(ペペローネ・リピエーノ)(2)  ①Piemonte ②ピーマンにツナ、ケッパーなどを詰めた料理 ③Grignolino d’Asti、Roero Arneis

★Vitello tonnato(ヴィテッロ・トンナート)(2)  ①Piemonte ②仔牛の薄切りにツナマヨネーズのソースを添えた料理  ③Grignolino d’Asti、Roero Arneis

★Tajarin(2) ①Piemonte ②卵黄の割合の多い手打ち細麺で、肉のラグーソースをかけたり、バターとチーズを絡めて食べる料理 ③Dolcetto d’Alba、Barbera d’Asti

★Agnolotti del plin (アニョトッティ・デル・プリン)(2) ①Piemonte ②肉を詰めた小ぶりのラビオリ ③Dolcetto d’Alba、Barbera d’Asti

★Brasato(ブラザート)(2) ①Piemonte ②牛肉の塊を野菜と一緒にマリネしてから長時間煮込んだ料理 ③Barolo、Barbaresco

★Torta di nocciola(トルタ・ディ・ノッチョーラ)(1)  ①ピエモンテ州 ②ヘーゼルナッツのタルト ③Moscato d’Asti

DOP補足

■Barbarescoの法定熟成期間(Nomal①/Riserva②)を数値で。①収穫年の11月1日から26ヶ月(木樽9ヶ月) ②収穫年の11月1日から50ヶ月(木樽9ヶ月)

■Baroloの法定熟成期間(Nomal①/Riserva②)を数値で。③収穫年の翌年1月1日から36ヶ月(木樽24ヶ月) ④収穫年の翌年1月1日から60ヶ月(木樽24ヶ月) ※BarbarescoもBaroloも1月1日に解禁 

■Ghemme の法定熟成期間(Nomal①/Riserva②) を数値で。①36ヶ月(木樽20ヶ月) ②48ヶ月(木樽25ヶ月)

Ghemme の許可品種と使用比率を原語で(2)。①Spanna 85%以上 ②Vespolina 15%まで  

■Gattinara の法定熟成期間(Nomal①/Riserva②) を数値で。①36ヶ月(木樽12ヶ月) ②48ヶ月(木樽24ヶ月)

Gattinara の許可品種と使用比率を原語で(2)。①Spanna 90%以上 ②Vespolina, Bonarda 10%まで

Gavi DOCGにある11の村-Comuneのうち、最も代表的な村①とその表記法②を原語で。①Gavi 村 ②Gavi DOCG del Comune di Gavi

■Roero DOCG の法定熟成期間(Nomal①/Riserva②) を数値で。①20ヶ月(木樽6ヶ月) ②32ヶ月(木樽6ヶ月)

Liguria

プロフィール・歴史・文化・経済・気候風土

■ジェノバを中心にして西海岸①と、東海岸②の通称を原語で。①Riviera di Ponente  ②Riviera di Levante  ※Riviera/海岸の意

■Liguria州の気候に関して、海岸沿い①と内陸部②の気候カテゴリーを簡潔に。①温暖な地中海性気候 ②亜大陸性気候 ※冬は寒く、夏は暑い

■Liguria州の土地(山岳地帯①、丘陵地帯②、平野部①)の割合。①65% ②35% ③0%

主要ブドウ品種

■Liguria州の品種 Vermentinoの、Piemonte州におけるシノニムを原語で。①Favorita

■Luguria州の品種 Vermentinoの、同州内におけるシノニムを原語で。①Pigato (ピガート)

■Luguria州のDOCで、VermentinoやPigatoの白、Rosseseの赤などが許可されているDOCを原語で。①Riviera Ligure di Ponente

■Liguria州の品種で、フランス国境に近いDolceacquaの主要品種①とDOC②を原語で。①Rossese  ②Rossese di Dolceacqua

■Liguria州の品種で、Dolcettoのシノニム①と代表的なDOC②を原語で。①Ormeasco (オルメアスコ)  ②Ormeasco di Pornassio (オルメアスコ・ディ・ポルナッシオ)

■海に迫る絶壁の段々畑、世界遺産登録の地域で造られるDOC①と、主要品種②③④を原語で。①Cinque Terre  ②Bosco ②Albarola ④Vermentino

■果皮とともに発酵するのが伝統で、色が濃く、常にやや酸化したトーンと海を想起させるアロマや塩っぽさがあるDOC①と、その陰干し甘口版②を原語で。①Cinque Terre ②Cinque Terre Sciacchetrà (チンクエ・テッレ・シャッケトラ)

西部

■Liguria州で最も重要な赤ワインで、心地よい果実味、軽い早飲みから熟成能力をもったしっかりとしたものまで幅広くできるDOCを原語で。①Rossese di Douceacqua

■Riviera di Ponente側のワインで、Dolcettoが主要品種のDOCを原語で。①Ormeasco di Pornassio (オルメアスコ・ディ・ポルナッシオ)

■Riviera di Ponenteの広域DOCで、Savona県、Imperia県のワインを包括するDOCを原語で。①Riviera Ligure di Ponente

東部

■Liguria州のワインで、伝統的には果皮とともに発酵し、オレンジがかった濃い黄色で、少し酸化熟成の風味がでるDOCを原語で。①Cinque Terre

■Cinque Terreの許可品種のうち、皮ごとマセラシオンする品種①を原語で。①Bosco

■Cinque Terreの許可品種を陰干しして甘口に仕上げたDOCを原語で。①Cinque Terre Sciacchetrá (シャッケトラ)

■Riviera di Levante側のDOCで、Vermentino、Sangioveseが許可品種のDOCを原語で。①Colli di Luni (コッリ・ディ・ルーニ)

地方料理と食材

★地方名①、料理の内容②、伝統的に合わせるワイン(DOCG/DOC)③を原語で。

★Trenette al pesto genovese (ペスト・ジェノヴェーゼ)(1) ①Liguria ②バジル、松の実をすりつぶしてパルミジャーノ・レッジャーノとオリーブオイルを加えた料理とトレネッテ ③Riviera Ligure di Pononte Vermentino

★Pansoti con la Salsa di noci (パンソッティ・コン・サルサ・ディ・ノーチ)(0) ①Liguria ②ラビオリの一種にクルミのソースをかけた料理

★Buridda (ブリッダ)(1) ①Liguria ②干ダラなどを使ったスープ ※魚介の煮込み ③Cinque Terre

★Ciuppin (チュッピン)(1) ①Liguria ②魚を裏ごししたスープ ③Colli di Luni Vermentino

★Cappon Magro (カッポン・マーグロ)(1) ①Liguria ②大皿の上に10種類近い魚介類や野菜を盛り付けた料理 ③Riviera Ligure di Ponente Pigato

★Cima alla genovese (チーマ・アッラ・ジェノヴェーゼ)(2) ①Liguria ②仔牛の胸肉を袋状にして、仔牛のミンチ、胸腺、野菜、卵を加えて縫い、火を通して冷製にした料理 ③Rossese di Dolceacqua、Ormeasco di Pornassio

DOC補足

Lombardia

プロフィール

■湖を北から順に(4)。①マッジョーレ湖(上段左/ピエモンテ州境)  ②コモ湖(上段左/人の字)  ③イゼオ湖(中段中央/小さい)  ④ガルダ湖(下段右/ヴェネト州境)

■Lombardia州の気候を簡潔に(3)。①大陸性気候(全般) ②アルプス気候(北部) ③地中海世気候(湖周辺)

主要ブドウ品種

■Lombardia州におけるNebbioloのシノニムを原語で。①Chiavennasca (キアヴェンナスカ)

■Oltrepò Pavese の典型的黒ブドウ。色が濃くタンニンのしっかりとした比較的早のみの品種で、Barberaとブレンドされることも多い品種を原語で。①Croatina (クロアティーナ)

■Lombardia州のScanzorosciate(スカンツォロシャーテ)村だけで栽培されている陰干し甘口専用の黒ブドウ品種を原語で。①Moscato di Scanzo (モスカート・ディ・スカンツォ)

■Moscato di Scanzo DOCGが造られる村の名称①と、その元となったDOC②を原語で。①Scanzorosciate(スカンツォロシャーテ)村 ②Valcalepio (ヴァルカレピオ)

ソンドリオ県

■スイス国境に近い山の急斜面のブドウ畑で造るDOCGの赤ワイン①と、その陰干しワイン②をそれぞれ原語で。①Valtellina Superiore ②Sforzato di Valtellina (スフォルツァート・ディ・ヴァルテッリ-ナ)

■Valtellina Superioreの法定熟成期間(Nomal①/Riserva②) 。①24ヵ月(木樽12ヵ月)  36ヵ月(木樽12ヵ月)

■Sforzato di Valtellinaの法定熟成期間①を数値で 。 20ヵ月(木樽12ヵ月)

■Valtellina SuperioreのSottozonaをすべて原語で(5)。①Grumello (グルメッロ)  ②Sassella (サッセッラ)  ③Inferno (インフェルノ)  ④Maroggia (マロッジア)  ⑤Valgella (ヴァルジェッラ)

■Valtellina Superioreのうち、スイス国内で瓶詰めしたものにのみ表示される用語。①Stagafassli (スタガファッスリ)

ベルガモ県 /ブレーシャ県

■イゼオ湖の南で造られる瓶内二次発酵のワインを原語で。①Franciacorta

■Franciacortaの気候および地質的利点を簡潔に(3)。①水はけのよい氷堆石土壌  ②イゼオ湖が生みだす温暖な気候  ③プレアルプスからの冷涼な風

■Feanciacontaの主要品種を原語で(3)。①Chardonnay  ②Pinot Noir  ③Pinot Bianco

■Feanciacontaのタイプと条件を原語で(4)。①Nomal  ②Rosé (Pinot Nero 35%以上) ③Satèn (Chardonnay または Pinot Biancoのみ)  ④Millesimato  ⑤Riserva

■Franciacortaの瓶内熟成期間に関して、Nomal①、Rosé②、Satèn③、Millesimato④、Riserva⑤をそれぞれ数値で。①18ヵ月  ②24ヵ月  ③24ヶ月 ④30ヵ月  ⑤60ヵ月

■Franciacortaの標準的なガス圧に関して、Nomal①、Satèn②をそれぞれ数値で。①5〜6bar ②4〜4.5bar ※20度の環境下で

■Bergamo県で造られる陰干しの甘口赤ワイン、生産量の非常に少ないユニークなDOCGを原語で。①Moscato di Scanzo (モスカート・ディ・スカンツォ)

■ガルダ湖の南に広がるで氷堆石の粘土石灰質土壌で造られるDOC①と主要品種②を原語で。①Lugana (ルガーナ)  ②Turbiana (トゥルビアーナ)  ※Turbiana=Trebbiano di Lugana

パヴィア県

■Milanoから南、Emilia-Romagna州境で造られるDOCG、瓶内二次発酵ワインの名称①と主要品種②を原語で。①Oltrepò Pavese Metodo Classico (オルトレポ・パヴェーゼ・メトード・クラッシコ)  ②Pinot Nero(ピノ・ネーロ)

■Oltrepò Pavese Metodo Classicoの瓶内熟成期間(Nomal①/Millesimato②)を数値で。①15ヵ月  ②24ヵ月

地方料理と食材

■地方名①、料理の内容②、伝統的に合わせるワイン(DOCG/DOC)③を原語で。

★Salame Milano(2) ①Lombardia ②ミラノ風サラミ ③Lambrusco Mantovano、Garda Chiaretto

★Bresaola(ブレザオラ)(1) ①Lombardia-Valtellina ②牛肉の生ハム ③Valtellina

★Costolatta alla milanese (コストレッタ・アッラ・ミラネーセ)(2) ①Lombardia ②ミラノ風のカツレツ(仔牛肉を叩いて薄く伸ばす、細かい衣を付けて揚げ焼きにする) ③Bonarda dell`Oltorepo Pavese、Oltrepo Pavese Barbera ※Cotolatta(コトレッタ)/骨がつかない

★Ossobuco (オッソブーコ)(1) ①Lombardia ②仔牛のスネ肉の輪切りの煮込み ③Valtellina Superiore

★Busecca (ブセッカ)(1) ①Lombardia ②仔牛の胃袋をインゲン豆、トマトと煮込んだ料理 ③Valtellina

DOC補足

Trentino-Alto Adige

プロフィール

■Trenitino-Alto Adige州の自治県で、Alto-Adige地方の自治県①とTrentino地方側の自治県②をそれぞれ原語で。①Bolzano自治県  ②Trent自治県

■州の真ん中を北から南に流れるアディジェ川沿いの土壌①、周りの峰々の名称②とその土壌③をカタカナで。①氷堆石土壌  ②ドロミティ  ③石灰質土壌

■Trentino-Alto Adige州の気候区分を簡潔に(3)。①地中海性気候 (ガルダ湖周辺) ②大陸性気候 (アディジェ川中流の渓谷) ③アルプス気候 (アディジェ川上流) 

Bolzano自治県 ※県都/Bolzano市

■Alto Adigeのドイツ語表記を原語で。①Sudtirol (ズートティロル)

■Alto Adige地方の基本的な土壌を言語で(2)。①石灰質土壌 ②火山性土壌

■Alto Adige DOCに関して、Bolzano市から北東部、イサルコ谷の代表的品種を原語で(2)。 ①Kerner (ケルナー)  ②Sylvaner (シルヴァナー)

■Alto Adige DOCに関して、Bolzano市から北西部、ヴェノスタ谷の代表的品種を原語で(2)。①Riesling ②Pinot Nero(Blauburgunder))

■Alto Adige DOCに関して、Bolzano市から北西、火山性土壌と石灰質土壌が混ざり、ミネラル分の強い長期熟成能力をもつ産地①と主要品種②③④を原語で。①Terlano (テルラーノ)  ②Pinot Bianco  ③Sauvignon Blanc ④Chardonnay

■Alto Adige DOCに関して、Bolzano市周辺で主に生産され、濃厚な色調でややスパイシーで力強い赤ワインを生む品種、ロゼにも適した品種を原語で。①Lagrein ※夏は温暖

■Alto Adige DOCに関して、Bolzano市から南、ガルダーロ湖周辺で有名な品種で、デリケートで軽めの優美な赤ワインを生む品種を言語で。①Schiava ※Santa Maddalena

■Alto Adige DOCに関して、Bolzano市から南、Gewürztraminerの産地として有名な村の名称を原語で。①Termeno(テルメーノ)  ※ドイツ語でTramin (トラミン)

Trento自治県 ※県都/Trento市

■Trentino市の北、荒々しく野性的な果実味をもつ品種①とそのDOC②を原語で。①Teroldego  ②Teroldego Rotaliano (テロルデゴ・ロタリアーノ)

■Trento市から北東、チェンブラ渓谷の代表的な白ブドウ品種を原語で(2)。①Müller-Thurgau  ②Nosiola (ノジオーラ) ※Trentino DOC

■Trento市の西、果実味中心のFranciacortaと双璧をなす、ミネラル中心の瓶内二次発酵ワインのDOC名を原語で。①Trento DOC

■Trentoの西、「湖の谷」と呼ばれる渓谷、酸化熟成香が控えめで繊細なVino Santoを生み出す品種を原語で。①Nosiola

■Trento市の南、ラガリーナ渓谷の代表的な黒ブドウで、繊細な果実味の赤ワインを生みだし、モーツァルトの歌劇「ドン・ジョバンニ」で有名な品種①とそのDOC②を原語で。①Marzemino (マルツェミーノ) ②DOC Trentino

■Trentino DOCに関して、Gewürztraminerの現地での表記を原語で。①Traminer Aromatico

地方料理と食材

■地方名①、料理の内容②、伝統的に合わせるワイン(DOCG/DOC)③を原語で。

★Speck(スペック)(2) ①Alto Adige ②燻製したベーコン ③Alto Adige Pinot Bianco、Alto Adige Schiava

★Knödel, Canederli (クネーデル=カネデルリ)(2)  ①Alto Adige, Trentino ②ベーコン、ハム、卵などを混ぜたパン団子でスープに入れて食べることが多い ③Lago di Caldaro、Alto Adige Santa Maddalena

★Forelle Brau (フォレッレ・ブラウ)(2) ①Alto Adige ②アルプスの鱒をクールブイヨンで煮た料理 ③Alto Adige Pinot Bianco、Alto Adige Chardonnay

★Maiale alla trentina (マイアーレ・アッラ・トレンティーナ)(2) ①Trentino-Alto Adige ②豚肉と特産品の林檎を一緒にローストした料理 ③Teroldego Rotaliano、Alto Adige Lagrein

DOC補足

■Trento DOCに関して、瓶内熟成期間を数値で(Nomal①/Riserva②)  ①15ヶ月 ②24ヶ月(Ferrari 参照)

ヨーロッパで最も美しいブドウ栽培地帯Mezzolombardo(メッツォロンバルド)で造られ、「トレントの王子」と呼ばれてるDOCを原語で。①Teroldego Rotaliano

ラベル表示できるSottozonaのうち、Alto Adige DOCの主要なSottozona(3)、Trentino DOCの唯一のSottozona(1)を原語で。①Terlano ②Santa Maddalena ③Valle Isarco ④Sorni (ソリニ)

Valdadige Terradeiforti DOC の主要品種(赤)で、Lambrusco a foglia frastagliata(公認名)と同種、古代ローマ時代の文献にも残っている品種を原語で。①Enantio (エナンティオ)

Veneto

プロフィール

■ヴェネト州の甘口白ワインのうち、Vespaiola(ヴェスパイオーラ)を主要品種とするワインを原語で。①Breganze Torcolato (ブレガンツェ・トルコラート)

■ヴェネト州の甘口白ワインのうち、Breganze Torcolatoの主要品種を原語で。①Vespaiola(ヴェスパイオーラ)

■ Prosecco DOCに関して、Prosecco Rose におけるタンク内二次発酵の期間①、発売開始の年月日②、2021年プロセッコ全体の生産本数③を数字で。①60日 ②2021年1月 ③6億本(世界1位)

■「イタリアワインの首都」と呼ばれる都市の名称と、そこで毎年開かれる国際ワイン見本市の名称を原語で。①Verona (ヴェローナ)  ②Vinitaly (ヴィニタリー)

■蒸留酒グラッパで有名な街を原語で。①Bassano del Grappa (バッサーノ・デル・グラッパ) ※Vicenza県

主要ブドウ品種

■次の品種を言語で。①ギリシャ系の白ブドウ品種 ②古代ローマ時代に有名だったPulcinum (プルチヌム)が祖先と言われている品種 ③色が濃く酸とタンニンが攻撃的な黒ブドウ品種 ①Garganega (ガルガネガ) ②Glera (グレーラ) ③Raboso (ラボーソ)

ヴェローナ県

■ガルダ湖周辺①、Valpolicella地区②、Soave地区③の土壌を簡潔に。①氷堆石土壌  ②石灰質土壌  ③火山性土壌

■ガルダ湖周辺の気候に影響を与える要素を簡潔に(2)。①ガルダ湖からの暖かい風  ②モンティ-レッシーニからの冷たい風

■ガルダ湖周辺、軽くて優美な果実味をもつDOCGを原語で。①Bardolino Superiore

■Amarone della Valpolicella の法定熟成期間(Nomal①/Riserva②)を数値で 。①24ヵ月  ②48ヵ月  ※Appassimento/約3ヵ月

■陰干しに関して、製法そのもの①と、ワインのタイプとしての陰干し②を表す名称をそれぞれ原語で。①Appassimento  ②Passito

■Valpolicellaの主要品種をすべて原語で(3)。①Corvina  ②Rondinella  ③Molinra

■Amarone della Valpolicella の甘口版を原語で。①Recioto della Valpolicella

■Amarone della Valpolicella とRecioto della Valpolicellaにおいて、追加で地理的表示が認められている地区を原語で(2)。①Classico (クラッシコ) ②Valpantena (ヴァルパンテーナ)

■Verona県におけるDOCGのうち、甘口パッシートとスプマンテ(甘口)の両方が認定されているDOCGを原語で(2)。①Recioto della Valpolicella ②Recioto di Soave ※Recioto della Valpolicella Spumante/Recioto di Soave Spumante

■Recioto di Soaveの味わいに関して「やや甘口①」「甘口②」を表す用語をそれぞれ原語で。①Abboccato (アボッカート)  ②Dolce  

ヴィチェンツァ県 ・パドヴァ県

■Vicenza県で唯一のDOCGで、甘口パッシートとスプマンテ(甘口)の両方が認定されているDOCGを原語で。①Recioto di Gambellara (ガンベッラーラ)  ※Recioto di Gambellara Spumante

■Recioto di Gambellaraの主要品種を原語で。①Garganega (ガルガネガ)

■Recioto di Gambellaraの味わいに関して、「やや甘口①」「甘口②」を表す用語それぞれ原語で。①Amabile  ②Dolce  ※Recioto di Soave/AbboccatoーDolce

■Padova県のDOCGで、Moscat Gialloが主要品種となっているDOCGを原語で。①Colli Euganei Fior d’Arncio (フィオル・ダランチョ)

■Colli Euganei Fior d’Arncio の主要品種を原語で。①Moscato Giallo

■Padova県のDOCGで、 Friularo 種で造られる様々なタイプの赤ワインのDOCGを原語で。①Bagnoli Friularo (バニョーリ・フリウラーノ)

■Bagnoli Friularo DOCGの主要品種 Friularoの公認名称を原語で。①Raboso Piave (ラボーソ・ピアーヴェ)  ※DOCG Piave Malanotte と比較

トレヴィーゾ県

■Proseccoの主要品種を原語で。①Glera (グレーラ)

■Gleraが主要品種となるDOCGを原語で(2)。 ①Conegliano Valdobbiadene Prosecco (コネリアーノ・ヴァルドッビアデネ)  ②Colli Asolani Prosecco (コッリ・アゾラーニ・プロセッコ)

■Proseccoに関して、瓶内二次発酵したものに表示できる文言を原語で。①Rifermentazione in bottiglia (リフェルメンタッツィオーネ・イン・ボッティリア) 

■Conegliano Valdobbiadene Proseccoのうち、古くからある特別地域で造られたワインに表示できる文言を原語で。①Superiore di Cartizze (スペリオーレ・ディ・カルティッツェ)  ※Cartizze=畑名(Vigna)

■Colli Asolani Prosecco DOCGと同じ地域から、赤ワインのみに認められているDOCGの名称を原語で。①Montello Rosso (モンテッロ・ロッソ)

■Treviso県のProseccoの生産範囲で生産される赤ワイン-白ワイン-パッシートに認められているDOCGを原語で。 ①Colli di Conegliano (コッリ・ディ・コネリアーノ)

■Colli di Conegliano DOCGに関して、白のパッシートを表す用語①とその主要品種②、赤のパッシートを表す用語①とその主要品種②を原語で。①Torchiato di Fregona(トルキアート・ディ・フレゴナ) ②Glera (30%以上) ③Refrontolo (レフロントロ) ④Marzemino (95%以上)

■2021年に誕生したProsecco Roseのタンク内二次発酵期間を数値で。①60日

■Gleraの祖先と推測される品種で、古代ローマ時代に人気のあった品種を原語で。①Pulcinum (プルチヌム)

ヴェネツィア県

■Friuli-Venezia Giulia州とまたがっているDOCGを原語で。①Lison

■Lison DOCGの主要品種を原語で。①Tai  ※Tai=Friulano

■Venezia市の北東の地域、野趣に富んだ赤ワインが造られるDOCG①と主要品種②③を原語で。①Piave Malanotte (ピアーヴェ・マラノッテ)  ②Raboso Piave (ラボーソ・ピアーヴェ)

■Piave Malanotte DOCGに関して、法定熟成期間①と固有の製法②を簡潔に。①36ヵ月(木樽12ヵ月)  ②使用する品種の15〜30%を陰干しにする義務がある ※Raboso/タンニンと酸が強く攻撃的 ※Bagnoli Friularo DOCG 比較

地方料理と食材

■地方名①、料理の内容②、伝統的に合わせるワイン(DOCG/DOC)③を原語で。

★Risi e bisi (リージ・エ・ビージ)(2) ①Veneto ②グリーンピースと米を煮込んだリゾット風の料理 ③Soave、Bardolino Chiaretto

★Pasta e Fagioli (パスタ・エ・ファジョーリ)(1) ①Veneto ②インゲン豆のスープにパスタを入れた料理 ③Bardolino

★Baccalá alla vicentina (バッカラ・アッラ・ヴィチェンティーナ)(1) ①Veneto ②塩鱈をミルクで煮込んだ料理 ③Lison

★Fegato alla veneziana (フェガト・アッラ・ヴェネツィアーナ)(1) ①Veneto ②仔牛のレバーを玉葱と炒めた料理 ③Valpolicella

★Pastissada de caval (パスティッサーダ・デ・カヴァル)(2) ①Veneto ②馬肉を赤ワインとスパイスで長時間煮込んだ料理 ③Amarone della Valpolicella

PDO補足

ヴェネト州全域のスプマンテに対応するDOCを原語で。①Vigneti della Serenissima (ヴィニェーティ・デッラ・セレニッシマ)

Friuli-Venezia Giulia

プロフィール

■フリウリは1866年にイタリア王国となるが、それとは異なり、1954年まで自由地域として国際連合管理下に置かれていた都市の名称を原語で。①Trieste

■歴史的に、トリエステを中心とするVenezia Giuliaの発展や文化に影響を与えた帝国をカタカナで。①ハプスブルグ帝国

■トリエステ近郊の標高200〜300mの台地の名称①と地質②、冬に吹く冷たい風①の名称、DOC名④をそれぞれカタカナで。 ①カルソ台地  ②石灰質土壌  ③ボーラ  ④Carso DOC

■CollioやColli Orientali del Friuli 見られる段々畑のことカタカナで。①ロンキ

■Collioにある柔らかい泥灰土と砂岩が混ざる水はけのよい石灰質土壌のことをカタカナで。①ポンカ

■Friuli-Venezia Giuliaの気候区分に関して、北部①、その他(平野-丘陵-海岸部)②を原語で。①アルプス性気候(ただし雨が多い) ②亜地中海性気候(温暖、一部冬にボーラ)

主要ブドウ品種

■Friuli-Venezia Giuliaを代表する品種で、Veneto州やLombardia州でも栽培されている品種を原語で。①Friulano ※Veneto州/Tai(タイ)

■Friuli-Venezia Giulia東部とスロヴェニアで栽培されている、軽やかでフレッシュな白ブドウ品種を原語で。①Ribolla Gialla

■Friuli-Venezia Giuliaの白ブドウに関して、19世紀から栽培されている国際品種①、フラワリーなアロマをもち優美な白ワインを生む品種②、ややアロマティックでアルコールが低めの白ワインを生む品種③を原語で。①Chardonnay ②Pinot Bianco ③Malvasia Istriana

■Friuli-Venezia Giuliaの黒ブドウに関して、19世紀から栽培されている国際品種①、果実味豊かでやや青いニュアンスのある品種②、酸とタンニンが堅固で、消滅寸前から近年復活した品種③を原語で。①Merlot ②Refosco ③Pignolo (ピニョーロ)

■Carso DOCの主要品種のうち、白ブドウ品種①②、黒ブドウ品種③をそれぞれ原語で。①Vitovska (ヴィトヴスカ) ②Malvasia Istriana (イストリアーナ) ③Terrano (テッラーノ) ※Terrano=Refosco

■Friuli-Venezia Giuliaで、Pinot Grigioから造られるオレンジワイン(銅色)の通称を原語で。①Vino Ramato (ヴィーノ・ラマート)

主要産地

■Friuli Colli Orientali DOCのSottozonaから独立したDOCGで、辛口の白ワインが認定されているDOCG①と許可品種②を原語で。①Rosazzo (ロサッツォ)  ②Friulano

■Friuli Colli Orientali DOCのSottozonaから独立したDOCGで、北端にある村で造られる甘口の陰干しタイプが認定されているDOCG①と許可品種②をそれぞれ原語で。①Ramandolo  ②Verduzzo Friulano (ヴェルドゥッツォ・フリウラーノ) 

■Friuli Colli Orientali DOCのから独立したDOCG、王侯貴族に愛飲されていたワインで受粉が困難なため生産量が少ないDOCG①とその許可品種②を原語で。①Colli Orientali del Friuli Picolit  ②Picolit

■Colli Orientali del Friuli Picolit のなかで、「穏やかな甘み①」と「極甘②」を表す用語をそれぞれ原語で。①Amabile  ②Dolce

■Colli Orientali del Friuli Picolit のなかで、地理的表示が可能なSottozona①を原語で。①Cialla (チャッラ) 

■Colli Orientali del Friuli Picolitの法定熟成期間(Nomal①/Riserva②) を数値で。①12ヶ月 ②48ヵ月

■Friuli-Venezia GiuliaのDOCで、最も卓越した白ワインを産出するDOCを原語で。CollioCollio Goriziano (コッリオ・ゴリツィアーノ)

■Friuli-Venezia GiuliaのDOCで、高品質な白ワイン以外に、固有品種による赤ワインが注目されているDOCを原語で。①Friuli Colli Orientali

■Friuli Colli Orientali DOC のなかで、赤ワインの許可品種を原語で(4)。①Refosco (レフォスコ)  Schioppettino (スキオペッティーノ)  ③Pignolo (ピニョーロ)  ④Tazzelenghe (タッツェレンゲ)

■Friuli-Venezia Giuliaを代表する固有黒ブドウで、「赤い果梗」という名前をもつ品種を原語で。①Refosco (レフォスコ)

■Friuli-Venezia Giuliaとスロヴェニアの黒ブドウで、Ribolla Nera (リボッラ・ネーラ)とも呼ばれる品種を原語で。①Schioppettino (スキオッペッティーノ)

■Friuli Colli Orientali DOC における追加表示可能なSottozonaをすべて原語で(5)。①Cialla (チャッラ) ②Schioppettino di Prepotto (プレポット) ③Refosco dal Peduncolo Rosso (ダル・ペドゥンコロ・ロッソ) ④Ribolla Gialla di Rosazzo ⑤Pignolo di Rosazzo

■ Friuli-Venezia GiuliaのDOCのなかで、Vitovska(ヴィトヴスカ)やTerrano (テッラーノ)などスロヴェニアと共通の品種が栽培されているDOCを原語で。①Carso (カルソ)  ※Carso=Kras(スロヴェニア)

■Carso DOCにおけるRefoscoのシノニムを原語で。①Terrano (テッラーノ)

■Veneto州とFriuli-Venezia Giulia州にまたがっているDOCG①と、許可品種②を原語で。①Lison (リソン) ②Tai (タイ) ※Tai=Friulano

地方料理と食材

■地方名①、料理の内容②、伝統的に合わせるワイン(DOCG/DOC)③を原語で。

★Prosciutto di San Daniele (プロシュート・ディ・サン・ダニエーレ)(2) ①Friuli-Venezia Giulia ②サン・ダニエーレ産の生ハム ③Collio Friulano、Friuli Colli Orienrali Pinot Bianco

★Frico (フリコ)(1) ①Friuli-Venezia Giulia ②擦り下ろしたモンタージオにトウモロコシの粉を混ぜて薄いオムレツのように焼いた料理 ③Friuli Colli Orientali Pinot Grigio

★Jota (ヨータ)(2) ①Friuli-Venezia Giulia ②豚肉やベーコン(燻製生ハム)、豆やジャガイモ、ザワークラウト(発酵キャベツ)を煮て食べるスープ ③Friuli Grave Merlot、Friuli Colli Orientari Pinot Nero

★Goulash (グーラッシュ)(2) ①Friuli-Venezia Giulia ②パプリカを使ったハンガリー風牛肉のシチュー ③Friuli Colli Orientari Schioppettino、Friuli Colli Orientali Refosco

PDO補足

Emilia-Romagna

プロフィール

■Emilia-Romagna州の気候に関して、海岸地帯①と内陸部②を簡潔に。①地中海性気候 ②大陸性気候、ただしエミリア街道の北の平野部(温暖)と南の丘陵部(寒暖差あり)で異なる。

■Veneto州とEmilia-Romagna州の間を流れ、Piemonte州トリノまでつながる川の名称をカタカナで。①ポー川

■古代ローマの総督マルクス・アエミリウス・レビドゥスによる作られたピアチェンツァとリミニを結ぶ街道を原語で。①エミリア街道

■エミリア街道の北側、ポー河に近い地域の土壌①、エミリア街道の南側、トスカーナ-エミリア-アペニン山脈までの丘陵地帯の土壌②を原語で。①沖積土壌 ②石灰質土壌

エミリア地方

■Emilia地方で唯一のDOCG①と主要品種②を原語で。①Colli Bolognesi Classico Pignoletto (コッリ・ボロネージ・クラッシコ・ピニョレット)  ②Pignoletto

■PignolettoのUmbria州でのシノニムを原語で。①Grechetto (グレケット)

■エミリア街道の北側からポー河に向かって広がる平野-沖積土壌で造られるDOC(兼品種名)で、色が薄くフラワリーな香りをもち、酸がしっかりとしていてミネラルが強く、時には厳格なワインとなるDOCを原語で。①Lambrusco di Sorbara (ランブルスコ・ディ・ソルバーラ) 

■Lambrusco の中で最も年間生産量が多いDOC(兼品種名)①を原語で。①Lambrusco Salamino di Santa Croce

■エミリア街道より南側の石灰質土壌で造られるDOC(兼品種名)で、色が濃く豊かな果実味を持ち、時にタンニンが荒々しく感じられることもあるDOCを原語で。①Lambrusco Grasparossa di Castelvetro (ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェ-トロ)

■Colli Piacentini DOCに関して、赤の主要品種①と白の主要品種②を原語で。①Bonarda (ボナルダ)  ②Malvasia (マルヴァジア)

■Colli Piacentini DOCから独立したDOCで、BonardaとBarberaのブレンドが高品質なDOC①と、白ワインに与えられたDOC②を原語で。①Gutturnio (グットゥルニオ) ②Orturugo dei Colli Piacentini (オルトゥルーゴ)

■Guttornio DOCを構成する主要品種(2)を原語で。①Bonarda ②Barbera

■Colli di Parma DOCにおいて、パルマ産の生ハムの最高と友とされている品種を原語で。①Malvasia (マルヴァジア)

■Reggio Emilia県の丘陵地帯で造られるSauvignon に定評があるDOCを原語で。①Colli di Scandiano e di Canossa (コッリ・ディ・スカンディアーノ・エ・ディ・カノッサ)

ロマーニャ地方

■Romagna地方にある唯一のDOCGと主要品種を原語で。①Romagna Albana (ロマーニャ・アルバーナ)  ②Albana

■Romagna地方のDOCで許可されている単一品種を原語で(4)。①Sangiovese ②Trebbiano ③Cagnina (カニーナ) ④Pagadebit (パガデビット) ※… di Romagna

地方料理と食材

■地方名①、料理の内容②、伝統的に合わせるワイン(DOCG/DOC)③を原語で。

★Prosciutto e Melone (プロシュート・エ・メローネ)(1) ①Emilia-Romagna ②生ハムとメロン ③Colli di Parma Malvasia

★Culatello di Zibello (2) ①Emilia-Romagna ②ジベッロ村の生ハムの一種クラテッロ ③Lambrusco di Salamino、Lambrusco di Sorbara

★Tagliatelle alla bolognese (2) ①Emilia-Romagna ②ボロネーゼ ③Colli Bolognesi Barbera、Colli Bolognesi Merlot

★Lasagna al forno (1) ①Emilia-Romagna ②ラザーニャ、ボロネーゼ、ベシャメルを何層にも重ねてオーブンで焼き上げた料理 ③Gutturnio

★Cotoletta alla bolognese (1) ①Emilia-Romagna ②仔牛のカツレツの上に生ハムとチーズをのせてオーブンで焼いた料理 ③Romagna Sangiovese

★Bollito misto (Cotechino, Zampone)(1) ①Emilia-Romagna ②ソーセージの一種コテキーノやザンポーネ、牛の様々な部位や鶏を一緒に茹でた料理 ③Lambrusco Grasparossa di Castelvetro

PDO補足

つづく

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umi aoyama
italian restaurant owner/chef sommelier/㈱PIENI代表