ポルトガル
※EU (DOP/IGP)=Portugal (DOP/IGP) →DOP=DOC IGP =V.R.(Vinho Regional) IGPのなかにDOCがある ※Vinho(日常ワイン)
プロフィール
■ポルトガルが世界の約半分を生産しているコルクにおいて、世界最大のメーカーを原語で。Amorim社(アモリン)
■国民1人当たりのワインの消費量で世界最多の国を原語で。Portugal
■世界三大酒精強化ワインのそれぞれの原産地呼称名称を原語で。①Jerez-Xérès-Sherry y Manzanilla-Sanlúcar de Barrameda D.O. ②Porto D.O.P. ②Madeira D.O.P.
■1haあたりの固有品種数で世界最多の国を原語で。Portugal
主なブドウ品種
■栽培面積白ブドウ上位3位までを原語で。①Fernão Pires (フェルナオン・ピレス) ②Loureiro (ロウレイロ) ③Arinto (アリント)
■白ブドウで最も多く栽培されている品種Fernão Pires の西海岸での通称を原語で。Maria Gomes (マリア・ゴメス)
■Vinho Verdeで多く栽培されている品種で、伝統的には他品種とブレンドされることが多かったが、近年では単一品種から造られることが増えている品種を原語で。Loureiro (ロウレイロ)
■非常に高い酸味が特徴の白品種で、成熟が遅いため、気温の高い場所で栽培しても清涼感が保たれる品種を原語で。Arinto (アリント)
■白品種のなかで特にオーク樽との相性が良く、ポルトガルで最も興味深い白ワインを作りだしている品種を原語で。Encruzado (エンクルザード)
■栽培面積黒ブドウ上位3位までを原語で。。①Tinta Roriz (ティンタ・ロリズ) ②Touriga Franca (ロウリガ・フランカ) ③Touriga Nacional (トウリガ・ナショナル)
■ポルトガルの黒ブドウで最も多く栽培されている品種Tinta Rorizのシノニムを原語で(2)。①Aragonez (アラゴネス) ②Tempranillo
■栽培面積上位3位までの黒ブドウのうち、ブレンド用ではなく主要品種として用いることのできるポルトガルを代表する品種を原語で。Touriga Nacional (トウリガ・ナショナル)
■ポルトガルにおいて、単一品種での使用が中心の品種を原語で(3)。①Baga (バガ) ②Alvarinho (アルバリーニョ)※Albariño ③Loureiro (ロウレイロ)
■単一で使用される最も代表的な黒品種、若いうちは収斂性が強いが、熟成ににより複雑なアロマと味わいを発展させる品種を原語で。Baga (バガ)
ワイン法
▲EUのI.G.P./D.O.P.に対応するポルトガルの表示をそれぞれ略称と正式名称で。①V.R./Vinho Regional (ヴィーニョ・レジョナル) ②D.O.P./Denominação de Origem Protegida (デノミナサン・デ・オリジェン・プロティジーダ) ※V.R.のなかにD.O.C.がある ※Vinho(日常ワイン)
■ポルトガルのなかで栽培面積が最も大きいD.O.P.①と、小さいD.O.P.②をそれぞれ原語で。①Douro (ドウロ) ②Madeira (マデイラ)
■ポルトガルのD.O.P.のなかで、最低熟成期間と最低アルコール度数による独自の品質分類を規定しているD.O.P.を原語で。Dão (ダン)
北部 ※ドウロ川より北
ミーニョ地区(Minho) ※上段・左
※スペイン・ガリシア州の南
■2200年に及ぶ歴史をもつ産地で、ローマ時代から続くワインの産地を原語で。Vinho Verde (ヴィーニョ・ヴェルデ) ※セネカとプリウス著
■ポルトガルのワインで初めて他のヨーロッパの国々に輸出されたワインを原語で。Vinho Verde (ヴィーニョ・ヴェルデ)
■Enforcado、Arjóes、Ramadasなどの伝統的な仕立て法(樹に藁を絡ませる方法や樹から樹へと枝を伸ばす方法など)が使われていたD.O.P.を原語で。Vinho Verde (ヴィーニョ・ヴェルデ)
■Vinho Verde のSub-Regionのうちで、紀元前4世紀頃の統治者の名前が使われているSub-Regionを原語で。Amarante (アマランテ)
■Vinho Verde のSub-Regionのうちで、都市PortがあるSub-Regionを原語で。Ave(アーヴ)
■Vinho Verde のSub-Regionのうちで、一番小さなSub-Regionを原語で。Paiva (パイヴァ)
■Vinho Verde のSub-Regionのうちで最北端のSub-Regionを原語で。Monção and Melgaço (モンサオン・イ・メルガッソ)
■Vinho VerdeのSub-Regionのうち、北部のMonção and Melgaçoに適した早熟品種①と、その下のLimaより南のエリアに適した晩熟品種をそれぞれ原語で。①Alvarinho (アルバリーニョ) ②Loureiro (ロウレイロ) ※Albariño
トランスモンターノ地区 (Transmontano) ※上段・右
※スペイン・ガリシア州の南
■「山の後ろ」を意味するD.O.P.を原語で。Trás=os=Montes (トラス・オス・モンテス)
▲Trás=os=MontesのSub-Regionのなかで、最も小さなエリアをそれぞれ原語で。①Chaves (シャーヴェス)一番西 ② Planalto Mirandês (プラナルト・ミランデス)一番東
ドゥリエンセ地区 (Duriense)/Port ※ドウロ川沿い
■ドウロ川流域で酒精強化したワインに認定されるD.O.P.を原語で。Porto (ポルト)
■DouroのSub-Regionをすべて原語で(ポルト市側から)。①Baixo Corgo (バイショ・コルゴ) ②Cima Corgo (シマ・コルゴ)※最高品質 ③Douro Superior (ドウロ・スペリオール)
■Portoの地形的利点を簡潔に(2)。①傾斜30度以上の斜面と土壌の②花崗岩などが太陽光を吸収する マラォン山脈とモンテムーロ山脈が大西洋からの③湿った風から保護する
■Portoの畑に関して、土壌と気候条件、品種、密植度や樹齢などをポイント化し、A〜Fの6段階に格付けした土地台帳の名称を原語で。Cadastro (カダストロ)
■Cadastro を簡潔に。「ポルトの畑に関して、土壌と気候条件、品種、密植度や樹齢などをポイント化し、A〜Fの6段階に格付けした土地台帳」
■Portoに使用される代表的な品種を原語で(3)。①Touriga Nacional (トウリガ・ナショナル) ②Touriga Franca (ロウリガ・フランカ) ③Tinta Roriz (ティンタ・ロリズ)
■Portoのうち、酒精強化後ブレンドされ平均3年間樽熟成後に瓶詰めされるタイプ①と、小樽に移し替えて酸化熟成させた後に瓶詰めするタイプ②をそれぞれ原語で。①Ruby Port ②Tawny port (トウニー・ポート)
■Ruby Portのうち、作柄が良い年の優れたブドウから造られ、樽熟成後、濾過せずに瓶詰めし、長期熟成させることを前提としたタイプを原語で。Vintage Port
■Vintage Port における樽熟成から瓶詰めまでの期間を簡潔に。「収穫から2年目の7月から3年の6月までに濾過せず瓶詰め」
■Vintage Portの販売管理と品質保証を役割とする半官半民の組織を略称①と正式名称②で。①I.V.D.P. ②Instituto dos Vinhos do Douro e do Port
■Ruby Portのうち、Vintage Portには及ばないが良い年のブドウを、Vintage Portoよりも長い4年目まで樽熟成させてから瓶詰めするタイプを正式名称①と略称②で。①Late Bottled Vintage Port ②L.B.V.
■Vintage Portのと同じ手法によって造られるワインのうち、良年の単一畑のブドウから造られるportを原語で。Single Quinta Vintage Port (キンタ) ※Quinta=ブドウ畑
■Vintage Portのうち、単一年のブドウを原料とし、7年間の樽熟成の後に瓶詰めを行い、収穫年と瓶詰めの年が表示されたPortのことを原語で。Colheita (コリェイタ) ※追加表示
■Vintage Portのうち、単一年のブドウを原料とし、瓶詰め前にさらにガラス製のdemijohnsで最低7年間熟成させたPortを原語で。Garrafeira Port (ガラフェイラ・ポルト) ※demijohns=瓶
■Portに添加するグレープスピリッツのアルコール度数を数値で。77%
■一部の最高品質ヴィンテージポルトで使われている圧搾方法で、ブドウからの苦味の抽を抑えながら、色やタンニンを効率よく取り出す手法を原語で。人の足でブドウを踏み潰す
ドゥリエンセ地区 (Duriense) /他 ※ドウロ川沿い
■Port D.O.P.と同じ範囲の産地でありながら、酒精強化しないタイプのワインを造るD.O.P.を原語で。Douro (ドウロ)
■Douro D.O.P.のSub-Regionのなかで、2000年代以降、酒精強化しない高品質の赤ワインを中心に世界の注目を集めているエリアを原語で。Douro Superior (ドウロ・スーペリオール)
■Douro Superiorで1952年から造られてきた歴史的ワイン、良年のみ生産されるワイン、「偉大なテーブルワイン」と呼ばれるワインの名称を原語で。Barca Velha (バルカ・ヴェーリャ)
■Port D.O.とDuero D.O.のSub-Regionのなかで、①一番小さいエリア、②一番高品質なエリア、③近年注目のエリアをすべて原語で。①Baixo Corgo (バイショ・コルゴ) ②Cima Corgo (シマ・コルゴ) ③Douro Superior (ドウロ・スーペリオール)
中部 ※ドウロ川より南/テージョ川より北
テラス・ド・システル (Terras de Cister) ※上段・中央
※Ttrras de Cistre=シトー派の台地
■1989年にポルトガルで初めてスパークリングワインの産地として認定されたD.O.P.を原語で。Távola-Varosa (タヴォラ・バローザ)
テラス・ド・ダン (Terras do Dão) ※中段・中央
※Trras do Dão=ダン川の台地
■EU加盟以降に前途有望な生産者によって蘇り、今ではポルトガルで最も知られた産地となったP.D.O.を原語で。Dão(ダン)
■四方を山脈に囲まれているため寒風や雨雲から保護されているD.O.P.を原語で。 Dão(ダン)
■Dãoの立地的利点を簡潔に(2)。①四方を山脈に囲まれているため寒風や雨雲から保護されている ②気温が下がり始めが夏の終わりと早いため、果実の成熟が長くゆっくりと進む
■Dãn 独自の気候を生みだす東西の山脈の名称をカタカナで。①エストレーラ山脈(東) ②カラムーロ山脈(西)
■DãoとBairradaを分けている山脈の名称をカタカナで。カラムーロ山脈
■Dãoの許可品種のうち、代表的な黒ブドウ①と樽と相性の良い白ブドウ②をそれぞれ原語で。①Touriga Nacional (トウリガ・ナショナル) ②Encruzado (エンクルザード)
▲Dão独自の格付けのうち熟成期間が最も長いものを原語で。Tinto & Rosato Nobre Garrafeira (ノブレ・ガラフェイラ) ※48ヶ月(瓶熟18ヶ月)
バイラード・アトランティコ地区 (Bairrada Atlântico) ※中段・左
※Bairro=粘土質の地区の意 ※海洋性気候
■ポルトガルの瓶内二次発酵のスパークリングワインの65%を占めているP.D.O.を原語で。Bairrada (バイラーダ)
■5つ星ホテルのパレス-ホテル-ド-ブサコがあるD.O.P.を原語で。Bairrada (バイラーダ)
■Bairradaにある現在5つ星ホテルで、DãnとBairradaのワインを伝統的な方法で独自に熟成させ、ゲストが古い年代のワインを飲むことができるホテルの名称をカタカナで。パレス・ホテル・ド・ブサコ
■Bairradaの主要品種で、タンニンが強く、ネッビオーロ種に例えられることの多い品種を原語で。Baga (バガ)
テラス・ダ・ベイラ地区 (Terras da Beira) ※下段・右(スペイン側)
■ポルトガルで最も高地のブドウ畑が存在するD.O.を原語で。Beira Interior (ベイラ・インテリオール)
リスボア地区 (Lisboa) ※下段・左(大西洋側)
■ポルトガルで最も大規模な産地で、最も多くのD.O.P.を有しているV.A.を原語で。V.A.Lisboa (リスボン)
■Lisboa にあるD.O.P.のうち、Arinto種から高品質の白ワインを生みだし、許可品種が白ブドウのみのD.O.P.を原語で。Bucelas (ブセーラス)
■Bucelasの代表的な白品種で、ドライでミネラル感があり熟成に耐える、ポルトガルで最良の白ワインを生みだす品種を原語で。Arinto (アリント)
■ユーラシア大陸西端にあり、砂地のためにフィロキセラから守られた樹が今も生き続けているD.O.P.を原語で。Colares (コラーレス)
■Colares で近年復活した12世紀の製法で、白ワインの発酵槽に発酵後半の赤ワインを果房ごと加えて造るワインを原語で。Medieval de Ourém (メディエヴァル・デ・オウレン)
■LisbonにあるD.O.P.のうち、古くから酒精強化ワインの産地として知られるP.D.O.を原語で。Carcavelos (カルカヴェロス)
■LisbonにあるD.O.P.のうち、Aguardente(アグアルデンテ)と呼ばれるポルトガルのブランデーの産地であるD.O.P.を原語で。 Lourinhã (ロウリニャン)
■LisboaにあるD.O.P.のうち、最も北側①と最も南側②にあるD.O.P.を原語で。①Encostas d’Aire (エンコスタス・ダイレ) ②Carcavelos (カルカヴェロス)
南部 ※テージョ川より南
ペニンスラ・デ・セトゥーバル地区 (Península de Setúbal) ※中段・左
※Setúbal=リスボンの対岸セトゥーバル半島の意 ※Lisbonの対岸
▲Moscatel (Muscat)種の酒精強化ワインを造っているD.O.P.を原語で。Setúbal (セトゥーバル)
アレンテージョ地区 (Alentejano) ※上段・中段
※Alentejano =テージョ川の向かいの意
■世界有数のコルクの産地として知られているI.G.P.を原語で。Alentejano地方(アレンテジャーノ)
■Alentejano地方のコルク樫の品種を原語で。Quercus Suber (ケルカス・スベール)
■Alentejano にある唯一のD.O.P.を原語で。Alentejo (アレンテージョ)
■AlentejoのSub-Regionのうち、最も北にあり、2000年以上前から伝わる粘土のアンフォラによる醸造が現在も行われているSub-Regionを原語で。Portalegre (ポルタレグレ)
■Portalegre のワインで、粘土製のアンフォラ醸造など規定を満たしたワインが名乗ることができる表示を原語で。Vinho de Talha (ビーニョ・デ・ターリャ)
アルガルヴェ地区 (Algarve) ※下段
■Algarveで唯一稼働している醸造共同組合が存在するD.O.P.を原語で。Lagoa (ラゴア)
諸島
マディラ諸島 (Terras Madeirenses) ※上
■Madeiraの原料ブドウを栽培する、急斜面に作られた石垣の名称①と、灌漑用水路の名称②を原語で。①Poios (ポイオス) ②Levadas (レヴァダス)
▲Port①とMadeira②の製造過程で添加するグレープスピリッツのアルコール度数を数値で。①77度 ②96度
■Madeiraの製造工程で、主にヴィンテージタイプに使われる方法で、太陽熱を利用した天然の加熱方法を原語で。Canteiro (カンテイロ)
■Madeiraの製造工程で、主に3年熟成のスタンダードタイプに使われる方法で、人工的な加熱装置で加熱する方法を原語で。Estufa (エストゥファ)
■Madeiraの製造工程で、加熱・冷却後にワインを移す大きな木樽(最低3年熟成)を原語で。Cuba(クーバ)
■単一品種・種単一収穫年のいわゆるVintage Madeiraのうち、5年以上樽熟成したタイプ①と、(瓶熟成込み)で20年以上熟成したタイプをそれぞれ原語で。①Colheita (コリェイタ) ②Garrafeira (ガラフェイラ)
■Madeiraの製造工程で、Cubaに古樽を用いる利点を簡潔に(2)。①新樽による木の風味をワインに与えないため ②過去に熟成してきたワインに含まれるタンニンや酒石が目に詰まった古樽を使用することで、ワインの水分のみが蒸発し、糖分や酸味などが濃縮したワインが仕上がるため
■Madeiraに使われる品種のうち、辛口タイプ①、中辛口タイプ②、中甘口タイプ③、甘口タイプ④、黒ブドウ品種⑤をそれぞれ原語で。
①Sercial(セルシアル) ②Verdelho (ヴェルデーリョ) ③Boal (ボアル) ④Malvasia (マルヴァジア) ⑤Tinta Negra (ティンタ・ネグラ) ※⑤はブレンド用
■Madeiraに使われる品種のうち、スキンコンタクトを行わない品種①②、行う品種③④をそれぞれ原語で。①Sercial ②Verdelho ③Boal ④Malvasia
■Madeiraに使われる品種のうち、酒精強化のタイミングに関して、発酵初期①、半分程度糖度が残っている状態②、発酵後半③、発酵終了後④に適した品種を原語で。①Malvasia ②Boal ③Verdelho ④Sercial ※残糖度の関係
アソーレス諸島 (Açores) ※下
■火山島で、地表が溶岩で覆われる火山岩土壌、溶岩石で囲まれたブドウ畑が環境保護の目的で世界遺産に登録されているD.O.P.を原語で。Pico (ピコ)
■Picoのブドウ栽培において、強い潮風からブドウの樹が折れることを防ぐために溶岩石でブドウ畑を囲った石垣のことを原語で。Currais (クライス)
■Picoの代表的なワインで、かつてロシア皇帝や英国の宮殿で愛されていたことで有名な酒精強化ワインを原語で。Lajido (ラジド)