アルゼンチン
※地方>IG(州)>I.G.>I.G.(村名)
概要
歴史
■アメリカでMission、チリでPaisと呼ばれる伝道師系の品種のアルゼンチンでの名称を原語で。Criolla (クリオジャ)
■コロンブスによるアメリカ大陸発見後、スペインの宣教師たちによって広められた聖餐用品種の北米、チリ、アルゼンチンの名称を原語で。①Misson ②Pais ③Criolla (クリオジャ)
■1853年、植物学者で、政府の招聘でMendozaにMalbecなどを初めて植えた人物で、当時のアルゼンチンに醸造技術を紹介した人物の名称を原語で。Michel Aimé Pouget (ミシェル・アイメ・プージェ)
■Michel Aimé Pouget が植樹した新品種がアルゼンチンに広まるなか、当時人々に呼ばれていたMalbecの通称を原語で。La Francesa
■1900年代初めにイタリア移民が持ち込んだ品種で、今でもMalbecに次ぐ大きな栽培面積をもっている品種とブドウの仕立て(現地名)を原語で。①Bonarda (ボナルダ) ②Paral (パラール) ※棚仕立て
■1976年にバルクワインを調達するためにMendozaに出張したメルシャンの社員を原語で。浅井昭吾
■2000年代に入り、Malbecとテロワールの研究を行い、国際市場においてMendozaのMalbecを広める中心的な役割を果たした人物の名称を原語で。Laura Catena (ラウラ・カテナ)
気候風土
▲アルゼンチンで毎年のように降って甚大な被害をもたらす雹の被害を最小限に食い止めるために使われる防雹ネットの名称を原語で。Anti-garanizo (アンチ・グラニソ)
■フェーン現象の一種で、太平洋の寒冷風がチリ側アンデスに雨を落とし、乾いてアルゼンチン側に強風となって吹き下ろす風の名称を原語で。Zonda (ゾンダ)
■ブドウ栽培に大きな被害をもたらす「Zonda」を簡潔に。①フェーン現象の一種で、②太平洋の寒冷風がチリ側アンデスに雨を落とし、③乾いてアルゼンチン側に強風となって吹き下ろす風のこと
▲アルゼンチンのブドウ栽培において収量を抑えるための施策を簡潔に(2)。①フラッド灌漑からドリップ灌漑へ移行 ②パラール仕立て(棚仕立て)からコルドン仕立てに移行
■アルゼンチンにおけるコルドン仕立ての名称をカタカナ①と略称②で。①ヴァーティカル・シュート・ポジション ②VSP.
■従来のコルドンとアルゼンチンのコルドン(VSP.)の根本的違いを簡潔に。①畝の方向が南北ではなく東西に変更することで、②強い日差しを制限した
主なブドウ品種
■栽培面積上位5位までを原語で。①Malbec ②Cereza (セレサ) ③Bonarda ④Cabernet Sauvignon ⑤Criolla Grande (クリオジャ・グランデ)
■アルゼンチンで初めてMalbecが植えられた年と「Malbec Day」と呼ばれる日にち。①1953年 ②4月17日 ※Michel Aimé Pouget
■果皮の色がピンクで白や淡いロゼワインになる品種、濃縮果汁として販売されることが多く、年々栽培面積が減少している品種を原種で。Cereza (セレサ)
■20世紀初めにイタリア移民が持ち込んだ品種で、近年のDNA解析により、イタリアの同名品種ではなくフランスのDouce noir だとされている品種を原語で。Bonarda (ボナルダ)
■近年のDNA解析によって判明した、Bonardaのルーツとなったフランス・サヴォア地方の品種を原語で。Douce noir (デゥース・ノワール)
■コモンワイン時代の主力品種で、今でもバッグインボックスなどの大型容器で販売され、樹齢100年を優に超える古木もある品種を原語で。Criolla Grande (クリオジャ・グランデ)
▲Criolla Grande の亜種の白品種を原語で。Pedro Giménez (ペドロ・ヒメネス)
■アルゼンチのほぼ全域で生産されている品種で、白品種ではChardonnayに次ぐ2位の栽培面積をもち、アルゼンチンのみで栽培されている品種を原語で。Torrontés
▲アルゼンチンのTorrontésの亜種をすべて原語で。①Torrontés Riojano (トロンテス・リオハーノ), ②Torrontés Sanjuanino (サンフアニーノ) ③Torrontés Mendocino (メンドシーノ)
▲Torrontés Riojano と Torrontés Sanjuanino の元となっている品種を原語で(2)。①Muscat of Alexandria (アレキサンドリア) ②Criolla Chica (クリオジャ・チカ)
■Torrontésの栽培地のうち最も個性的で高品質と言われている産地を原語で。Valle de Cafayate (バジェ・デ・カファジャテ) ※Valles Calchaquíes (カルチャキ)のArea
ワイン法と品質分類
※I.G.とD.O.C.があるが、米国や豪州などに合わせて現在はI.G.表示が主流となっている。
■アルコール発酵途中の甘いワインのことを原語で。Chicha (チチャ)
▲瓶内二次発酵ワイン①、スティルワインにガスを注入した発泡性ワイン②、ワインに芳香物質や甘味を加えたヴェルモットやキニーネなど③をそれぞれ原語で。
①Vinos Espumoso (ビノス・エスプモーソ) ②Vino Gasificado (ビノ・ガシフィカド) ③Vino Compuesto (ビノ・コンプエスト)
▲I.G.ワインの収量歩留まりは、100リットルのワインにつき当該産地のブドウを最低何kg使用しなければならないか数値で。130kg
ワインの産地と特徴
■アルゼンチンの地方を原語で(3)。①Calchaquíes (カルチャキ)地方 ②Cuyo (クージョ)地方 ③Patagonia (パタゴニア)地方 ④Atlantica (アトランティカ)地方
カルチャキ地方 (Valles Calchaquíes) ※北部
全域
■Jujuy (フフイ)地区にある、世界で最も高地(標高3329m)にブドウ畑があるI.G.を原語で。★Quebrada de Humahuaca (ケプラダ・デ・ウマワカ)
■Calchaquíes地方にある中心地的なI.G.①と、最も個性的で高品質という評価の品種②を原語で。①Valle de Cafayate (バジェ・デ・カファジャテ) ②Torrontés
クージョ地方 (Cuyo) ※中央部
Mendoza/メンドーサ側流域
■アルゼンチン全体の70 %を占める栽培面積をもつI.G.で、大規模ワイナリーのほとんどがあるエリアを原語で。Mendoza (メンドーサ) ※広域I.G.
■Mendozaでその特性が大いに開発された品種、Mendozaが世界中でもっとも優れた産地であるといわれる品種を原語で。Malbec
■MendozaのSub-Regionで、メンドーサ川流域にある代表的なG.I.を原語で(2)。①Maipú (マイプ) ②Luján de Cuyo (ルハン・デ・クジョ)
Mendoza/アンデス産麓
■メンドーサ市の南西にある海抜860〜1610mの高地、、近年になって著名な生産者やブドウ畑が集中するI.G.を原語で。Uco Valley (ウコ・ヴァレー)
■Uco Valley のなかにあるSub-Zoneで、標高や気温の違いによって分けられた3つのエリアをすべて原語で(標高の低い順)。①Tupungato (トゥプンガト) ②Tunuyán (トゥヌジャン) ③San Carlos (サン・カルロス)
■San Carlos のなかにあるSub-Zoneで、石灰質土壌、この地域特有の生産者組合を有しているI.G.を原語で。★Paraje Altamira (パラヘ・アルタミラ)
■1000mの標高と石灰質土壌から造り出されるParaje Altamiraの特長的なMalbecを、消費者にアピールしようとして2019年に結成された団体の略称を原語で。PiPa ※Productores Independientes de Paraje Altamira
■2019年認定、Uco ValleyのなかにあるSub-Zone(Area)で、標高1700、Valle de Ucoのなかで最も標高の高い畑をもつI.G.を原語で。San Pablo (サン・パブロ)
パタゴニア地方 (Patagonia Argentina) ※南部
■アルゼンチン最南端のブドウ栽培地域チェブ州で、2019年に認証されたI.G.を原語で。Trevelin (トレベリン)
アトランティカ地方 (Atrantica) ※沿岸部
■ブエノスアイレス州南部の沿岸部に作られた新しい栽培地で、アルゼンチンで唯一の海風や霧の影響を受けるI.G.を原語で(2)。①★Chapadmalal (チャパドマラル) ②Villa Ventana (ビジャ・ベンタナ)
■アルゼンチンで唯一、Pinot NoirやSauvignon Blancなど冷涼系の品種が栽培されているI.G.を原語で(2)。①Chapadmalal (チャパドマラル) ②Villa Ventana (ビジャ・ベンタナ)